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あおぞらを駆ける


力がありながらファームでくすぶっている選手がいる
停滞感を打破したいとき
トレードで見違えるように生き返る選手がいる

私はマネジャー時代に多くの監督に仕えたんだけれど
監督によってチーム全体が大きく変化した
やはり監督は大きな影響力を担った存在であり
チームの雰囲気を支配すると強く感じた

学生時代を思いだしてよ
先生によって
授業の雰囲気が全く違わなかった?
先生によってはきちっとした授業であったり
先生よっては先生の話も聞かずおしゃべりに居眠り
それは生徒がダメなのではなく先生に引き付ける力がないから
結局クラスをまとめる能力がないんだと思うね
そんな先生に限って「このクラスは最低」と思っているかもしれないけれど
実際は生徒の問題ではなく先生の力の問題
だって
監督と同じように先生の力によってクラスの空気を変えることができるんだから

そう考えると
生徒が悪いんではなく
選手が悪いんではなく
全ては上に立つ人間の責任になるんじゃないのかな

監督は常々言葉にする
「選手に責任はありません
 起用したのは私です
 全ては監督である私の責任です」と

やはり
「人の責任」ではなく
それぞれの立場の人がそれぞれの責任を持って事に当たりたいね
「俺は知らない」は通用しない

大塚淳弘・・・ 明日を夢みるファーム選手たちの姿を写真と散文詩でつづった写真集「こころの夢 野球 ―読売巨人軍ファーム物語―」の著者。元巨人軍投手。1982年にジャイアンツに入団(日産ディーゼルからドラフト外)。3年目のキャンプ中に選手から2軍マネージャーへ、その後、営業、運営に携わり、現在は営業企画部長。

1993年、大塚は2軍集客のためイースタンガイドブックを制作。その際に2軍選手の写真が少ないことに気づき、「多くの2軍選手は、1軍を経験することなく去っていく。せめてユニホームを着たプレー写真を残してあげたい。」との思いから自らカメラを購入し、素人の状態から撮影を始めました。

「こころの夢 野球 ―読売巨人軍ファーム物語―」1989年から2005年までの間に撮影した、ファームの選手たちの写真約15万点の中から選んだ約300点と、自作の散文詩266点を掲載しています。
(2006年3月発行 企画編集:読売巨人軍、発行:ベースボール・マガジン社 B5判、全ページがカラーの332ページで税込価格3150円) ベースボール・マガジン社受注センター(電話025−780−1231)
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